DPF洗浄にはどのくらい時間がかかる?作業工程と納期・依頼の流れを解説
DPF洗浄にはどのくらい時間がかかる?作業工程と納期・依頼の流れを解説
「DPF洗浄を依頼したいけれど、何日くらい車両を止める必要がある?」
「洗浄を依頼してから返送されるまでの流れを知りたい」
「急ぎの場合でも対応してもらえる?」
トラックやバスなど、業務で使用する車両のDPF洗浄では、費用だけでなく納期も重要です。
結論からお伝えすると、DPFメンテの洗浄施工期間は、DPFマフラーが当店へ到着してから通常2~4営業日です。
ただし、実際に車両が使用できない期間は、洗浄期間だけではありません。車両からの取り外し、往復の配送、整備工場での取り付けなどにかかる時間も考慮する必要があります。
この記事では、DPF洗浄にかかる時間、納期が延びるケース、実際の作業工程、ご依頼から返送までの流れについて解説します。

DPF洗浄にかかる期間は通常2~4営業日
DPFメンテでは、お送りいただいたDPFマフラーが当店へ到着してから、通常2~4営業日で洗浄施工を行っています。
この期間には、主に次の作業が含まれます。
- 到着したDPFマフラーの開梱
- 分解または分断
- フィルター内部の状態確認
- 予備洗浄
- 薬液を使用した噴流洗浄
- 内部までの乾燥
- 必要に応じた修理
- 溶接・組み立て
- 最終確認
洗浄が完了し、施工料金の入金が確認できた後、速やかにお客様へ返送します。
なお、通常2~4営業日という期間は、DPFメンテへ到着してから洗浄施工が完了するまでの目安です。お客様から当店までの配送日数と、当店からお客様までの返送日数は含まれていません。
車両を使用できない期間は何日?
実際に車両を使用できない期間は、洗浄施工の2~4営業日に、次の期間を加えて考える必要があります。
- 車両からDPFマフラーを取り外す時間
- DPFメンテまでの配送日数
- 到着後の洗浄施工期間
- お客様への返送日数
- 車両への取り付け・動作確認にかかる時間
整備工場の作業予定やお届け先の地域、運送会社の配送状況によって異なりますが、余裕を持った日程を組むことが大切です。
特に業務用トラックの場合、車両停止が長引くと運行計画に影響します。車検や定期点検と同時にDPF洗浄を行うなど、あらかじめ計画しておくと車両停止期間を有効に使えます。
なぜDPF洗浄には時間がかかる?
DPF洗浄は、フィルターに水や薬液をかけるだけの作業ではありません。
DPFメンテでは、DPFマフラーを可能な範囲まで分解・分断し、DOC・DPF・SCRなどを個別に点検・洗浄する「フルオーバーホール洗浄」を行っています。
洗浄後の再発やトラブルを防ぐためには、汚れを除去するだけでなく、内部の点検や乾燥、組み立てまで丁寧に行う必要があります。
ここからは、それぞれの作業工程を詳しく見ていきましょう。
DPF分解洗浄の作業工程
工程1.DPFマフラーの受け入れ・状態確認
DPFマフラーが到着したら、梱包を開けて製品の状態を確認します。
車種や形状、外側の腐食、部品の欠損などを確認したうえで、分解・洗浄作業へ進みます。
事前にお聞きしていた車種や車体番号などの情報と、到着した製品に相違がないかも確認します。
工程2.分解・分断

DPFマフラーを可能な範囲まで分解または分断します。
トラックの排気後処理装置には、DOC(酸化触媒)、DPF、SCRなど複数の部品が組み込まれています。
それぞれを個別に確認できる状態にすることで、非分解洗浄では見つけにくい次のような異常を点検できます。
- フィルターのひび割れ
- 熱による溶損
- 内部の詰まり
- 部品の腐食
- ボルトの折損
- ケースや配管の破損
DPFフィルターが洗浄によって再使用できる状態かどうかも、この段階で判断します。
工程3.予備洗浄

フィルター表面やケースに付着している大きな汚れ、煤、油分などを洗い流します。
最初から本洗浄を行うのではなく、表面の汚れを取り除いておくことで、フィルター内部へ薬液を通しやすくします。
DPFの状態によって付着している汚れの量や種類が異なるため、製品ごとに状態を確認しながら作業します。
工程4.薬液による噴流洗浄

予備洗浄後、専用の液槽で薬液を噴流させ、DPFフィルター内部に蓄積した煤やアッシュなどを排出します。
DPF再生では、燃焼できる煤を減らすことはできますが、アッシュと呼ばれる燃えない灰分は除去できません。
アッシュがフィルター内部に蓄積すると、煤を捕集できる容量が減り、次のような症状が起こりやすくなります。
- 自動再生の頻度が増える
- 手動再生が終わらない
- DPF警告灯が繰り返し点灯する
- 強制再生をしても改善しない
- 出力が低下する
- 燃費が悪化する
噴流洗浄では、フィルター内部へ薬液を通し、強制再生では取り除けないアッシュや固着した汚れを洗い出します。
工程5.乾燥

洗浄後は、フィルター内部に残った水分を十分に乾燥させます。
DPFは細かな通路を持つ構造のため、表面が乾いているように見えても、内部に水分が残っている可能性があります。
乾燥が不十分なまま組み立てや取り付けを行うと、不具合の原因になることがあります。そのため、分解した部品ごとに内部まで乾燥させる工程が必要です。
施工期間を短くするために乾燥工程を省略するのではなく、DPFを安全に再使用するための重要な工程として時間を確保します。
工程6.破損・腐食部分の修理
点検時に破損や腐食が見つかった場合は、修理できる範囲で対応します。
DPFメンテでは、破損・腐食部分について可能な限り修理を行っています。ただし、ベローズ(蛇腹)の交換や多数のボルト折れなど、部品や追加作業が必要な場合は別途費用が発生することがあります。
追加料金が必要な場合は、原則として施工前に連絡し、内容を相談したうえで進めます。
工程7.溶接・組み立て


洗浄と乾燥が完了した部品を、熟練の技術者が溶接・組み立てします。
分断した部分を元の形状に戻し、取り付け部分や周辺部品も確認します。
洗浄によって内部の汚れが取れていても、組み立てや溶接が不十分であれば、排気漏れなどのトラブルにつながります。そのため、最後まで丁寧に施工することが大切です。
DPF洗浄の納期が長くなるケース
通常は到着後2~4営業日が目安ですが、製品の状態によっては、通常より時間がかかる場合があります。
フィルターの詰まりがひどい
アッシュや煤が大量に蓄積している場合や、内部で汚れが強く固着している場合は、洗浄に時間がかかる可能性があります。
腐食や破損が見つかった
マフラー本体の腐食、ボルト折れ、ベローズの破損などが見つかった場合は、修理や部品の手配が必要になることがあります。
追加作業の内容や必要な部品によって、納期が変わります。
洗浄で再使用できない状態だった
フィルターに大きなひび割れや溶損がある場合、洗浄しても本来の性能を回復できません。
再生洗浄が不可能と判断された場合は、洗浄を進めず、今後の対応について連絡します。
依頼が集中している
繁忙期や大型連休の前後など、洗浄依頼が集中している時期は、通常より納期がかかる可能性があります。
車検や運行予定に合わせたい場合は、早めに問い合わせて現在の納期を確認しておくと安心です。
配送に時間がかかる地域から依頼する
北海道・沖縄・一部離島などは、通常より配送日数が必要になる場合があります。
天候、交通事情、運送会社の配送状況によっても到着日や返送日が変わるため、余裕を持った日程を組みましょう。
DPF洗浄の依頼から返送までの流れ
DPFメンテへのご依頼は、次の流れで進みます。
STEP1.電話・メール・LINEで問い合わせる
まずは、電話・メール・LINEからお問い合わせください。
お問い合わせ時には、次の情報があると確認がスムーズです。
- お客様名または会社名
- 電話番号などの連絡先
- 車種
- 年式
- 車体番号
- 型式
- 現在の症状
- 警告灯や故障コード
- 希望する納期
- DPFマフラーの写真
車検証やメーターパネル、DPFマフラーの写真がある場合は、LINEから送ることもできます。
STEP2.車両からDPFマフラーを取り外す
DPFメンテは、全国から取り外したDPFマフラーをお預かりして洗浄するサービスです。
車両ごと持ち込むのではなく、整備工場などでDPFマフラーを取り外していただく必要があります。
取り外し作業が難しい場合は、普段利用している整備工場へご相談ください。
STEP3.DPFマフラーを梱包・発送する
取り外したDPマフラーまたはDPフィルター部分を、可能な範囲でコンパクトに梱包して発送します。
配送中の破損を防ぐため、センサー類はなるべく取り外してください。取り外したセンサーは、どの位置に付いていたものか分かるように管理しておくと、再取り付け時に間違いを防げます。
発送方法や送料については、依頼前に現在の条件をご確認ください。
STEP4.到着後に状態確認・金額連絡
DPFマフラーが到着したら開梱し、分解または分断して、フィルター内部の状態を確認します。
追加施工料金が必要な場合や、洗浄による再使用が難しい場合は、お客様へ連絡し、今後の対応を相談します。
STEP5.分解洗浄を実施
状態と施工内容を確認したうえで、分解・予備洗浄・噴流洗浄・乾燥・修理・溶接・組み立てを行います。
通常の洗浄施工期間は、DPFマフラーの到着日から2~4営業日です。
STEP6.入金確認後に返送
洗浄施工が完了し、施工料金の入金が確認できた後、お客様へ返送します。
到着後は、整備工場などで車両へ取り付け、故障コードの確認や必要な初期設定、試運転などを行ってください。
できるだけ早く返送してもらうためのポイント
DPF洗浄をスムーズに進めるためには、依頼前の準備が大切です。
依頼前に納期を確認する
急ぎの場合は、発送する前に車種と希望納期を伝え、現在の受付状況を確認してください。
「翌週の運行までに取り付けたい」など、期限が決まっている場合は、返送日だけでなく配送日数も含めて相談しましょう。
車両情報を正確に伝える
同じ車種でも、年式・型式・エンジンによってDPFの形状が異なる場合があります。
車検証などを確認し、車体番号や型式を正確に伝えることで、到着後の確認をスムーズに進められます。
症状や故障コードを伝える
DPF警告灯の状態、再生頻度、故障コード、出力低下の有無などを伝えておくと、点検時の参考になります。
センサーを外して適切に梱包する
配送中にセンサーが破損すると、部品交換や納期延長の原因になります。
可能な場合はセンサー類を取り外し、DPFマフラー本体が箱の中で動かないように緩衝材を使用してください。
入金方法とタイミングを確認する
洗浄完了後、入金確認ができてから返送となるため、支払いのタイミングによっては返送日が変わる可能性があります。
急ぎの場合は、事前に金額や支払い方法を確認しておくと安心です。
車両停止を減らすなら予防洗浄も検討しましょう
DPF警告灯が点灯し、強制再生もできない状態になってから洗浄を依頼すると、突然車両を運行できなくなる可能性があります。
車両停止による影響を減らすには、次のようなタイミングで計画的に洗浄する方法もあります。
- 車検や定期点検に合わせる
- 繁忙期に入る前に施工する
- 手動再生の頻度が増えた段階で点検する
- 複数台を一度に止めず、順番に洗浄する
- 予備車両を使用できる時期に依頼する
DPFの状態は走行距離だけでなく、走行環境やアイドリング時間などによっても変わります。
症状が深刻になる前に点検・洗浄を計画することで、突然の運行停止や高額な交換のリスクを抑えやすくなります。
DPF洗浄の納期は配送期間も含めて確認しましょう
DPFメンテの分解洗浄は、DPFマフラーが到着してから通常2~4営業日が目安です。
ただし、実際に車両を使用できない期間には、取り外し、往復配送、取り付け、動作確認にかかる時間も含まれます。
また、DPFの詰まりや破損の状態、追加修理の有無、依頼時期によっては、通常より時間が必要になる場合があります。
納期を正確に把握するためには、次の情報を用意して、発送前に問い合わせることをおすすめします。
- 車種・年式・型式
- 車体番号
- 現在の症状
- 故障コード
- DPFマフラーの写真
- 希望する返送日
「いつまでに返送してほしい」「車検に合わせて洗浄したい」「運行への影響をできるだけ抑えたい」といったご希望がある場合も、まずはDPFメンテまでご相談ください。
強制再生と洗浄、
どちらが必要か分からない方へ
車種・警告灯・故障コード・DPFの写真をお送りください。
分解洗浄を検討すべき状態か、無料で確認いたします。
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