【車種別】DPF警告灯が消えない・再生頻度が多い原因は?マツダ・ハイエース・トラックの対処法
「さっき手動再生したばかりなのに、また警告灯が点いた…」
「最近、明らかにDPF再生の頻度が増えている気がする」
ディーゼル車に乗っていて、このようなストレスを抱えていませんか?実は、DPFの詰まりやすさや警告灯が消えない原因は、乗っている「車種」や「普段の使い道」によって全く異なります。
「DPFの基本的な仕組みが知りたい」という方は、まずこちらの[⇒DPFとは?仕組みと正しい付き合い方]をご覧いただくのがおすすめですが、この記事では特に相談の多い「マツダ車」「ハイエース」「中型・大型トラック」の3タイプに絞り、それぞれの原因と今すぐできる対策を分かりやすく解説します!
【マツダ(スカイアクティブDなど)】チョイ乗りが多いと詰まりやすい?
マツダの「CX-5」や「デミオ(MAZDA2)」などに搭載されているクリーンディーゼルエンジン(スカイアクティブDなど)は、パワフルで燃費が良い人気の車種です。しかし、乗用車だからこそのあるあるな原因があります。
原因:「チョイ乗り」の繰り返しで掃除が途中で終わっている
近所のスーパーへの買い物や、短時間の通勤など「エンジンが温まる前に目的地に着いてしまう乗り方」が一番の天敵です。マツダ車は走行中に自動でDPFのすすを燃やしてくれますが、走行時間が短いと「掃除の途中でエンジンを切られる」ということになり、未燃焼のすすがどんどん蓄積して警告灯の原因になります。
対策:週に1回は、30分以上のドライブを!
すすをしっかり燃やしきるために、「週に1回、30分以上(郊外や高速道路)」を一定の速度で走らせてください。これだけで自動再生が完了し、警告灯の頻度を劇的に減らすことができます。
【ハイエース】仕事や配送での「アイドリング」が天敵!
現場仕事の相棒や、荷物の配送車として大活躍するハイエース。タフな車ですが、その「仕事のスタイル」自体がDPFに負担をかけている可能性があります。
原因:長時間の「アイドリング」ですすが急増する
荷物の積み込み待ち、車内での休憩や書類作成など、エンジンをかけたまま長時間停車する「アイドリング状態」は、排気ガスの温度が最も低くなるため、1時間で走行時とは比べものにならない大量のすすが発生します。自動再生も動かないため、一気に限界を迎えてしまいます。
対策:手動再生ランプがついたら「後回し」にしない!
ハイエースを仕事で使っていると「今は忙しいから、仕事が終わってからやろう」と手動再生を後回しにしがちです。しかし、これを繰り返すと点灯から「点滅(自力で直せない状態)」へ一気に悪化します。ランプが点いたら、その場で安全な場所に停めて即ボタンを押すクセをつけましょう。
【大型・中型トラック】走行距離が多いからこそ「センサー異常」にも注意
毎日何百キロも走る仕事用のトラック(いすゞ、日野、三菱ふそうなど)の場合、一般の乗用車とはまた違うプロならではのトラブルが発生します。
原因:「排気ブレーキの多用」や「センサー類の寿命」
下り坂などで排気ブレーキ(エキゾーストブレーキ)を多用すると、一時的にすすの排出量が増えやすくなります。また、何十万キロも走るトラックは、DPFの詰まり具合を監視している「排気圧センサー」などの電子部品自体が劣化し、実際は詰まっていないのに「詰まった」と誤作動を起こして再生頻度が異常に高くなるケースが多々あります。
対策:「さっきやったのにまた点く」なら、迷わずプロへ!
1日に何度も手動再生を求められたり、スイッチを押しても全然ランプが消えなかったりする場合は、センサーの故障、あるいはフィルターの寿命(燃えないゴミの蓄積)の可能性が極めて高いです。運行スケジュールに支障が出る前に、すぐに整備工場へ持ち込みましょう。
車種ごとのクセを理解して、早めの手動再生を!
DPFのトラブルを防ぐ一番の近道は、「自分の車のクセ」を知ることです。
- マツダなどの乗用車: たまには長距離をしっかり走らせてあげる
- ハイエースなどの仕事車: アイドリングに注意し、警告が出たらすぐ手動再生する
- 中型・大型トラック: 頻度がおかしいと感じたら、センサー異常を疑ってプロに頼る
それぞれの車種に合った正しい付き合い方をしていれば、突然の故障で車が動かなくなるリスクは最小限に抑えられます。
もし、「手動再生を正しくやっているのに、やっぱり最近燃費が悪い、パワーが出ない…」と感じているなら、それは熱では燃やせない別の汚れが原因かもしれません。そんな時の見極め方は、ぜひ次の記事[⇒【寿命対策】DPFを長持ちさせる正しいメンテナンス]を参考にしてみてくださいね!
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