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DPF分解洗浄と非分解洗浄の違いとは?洗浄方法・効果・費用を徹底比較

「DPFを洗浄したのに、すぐ詰まりが再発した」
「分解洗浄と非分解洗浄では何が違うの?」
「できるだけ費用を抑えたいけれど、洗浄効果も妥協したくない」

DPF洗浄を検討している方の中には、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

DPF洗浄は、施工方法によって洗浄できる範囲や内部点検の精度、対応できる詰まりの状態が異なります。表面上は同じ「DPF洗浄」でも、施工後の状態に差が生じることもあるため、価格だけで選ぶのはおすすめできません。

この記事では、DPFの分解洗浄と非分解洗浄の違いについて、洗浄方法・効果・費用・向いているケースを比較しながら解説します。

DPF洗浄とは?

DPFは、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるPM(粒子状物質)を捕集するフィルターです。

車両の自動再生や手動再生では、DPFにたまった煤を高温で燃焼させて除去します。しかし、エンジンオイルや添加剤などに由来する「アッシュ(灰分)」は、燃焼によって取り除くことができません。

アッシュが内部に蓄積すると、次のような症状が現れやすくなります。

  • 自動再生や手動再生の頻度が増える
  • 手動再生がなかなか終わらない
  • DPF警告灯が点灯・点滅する
  • エンジンの出力が低下する
  • 加速が悪くなる
  • 燃費が悪化する
  • 強制再生を行っても改善しない

このような詰まりを改善するため、DPFを車両から取り外して内部の煤やアッシュを除去する作業が「DPF洗浄」です。

DPF洗浄の方法は、大きく「非分解洗浄」と「分解洗浄」に分けられます。

非分解洗浄とは?

非分解洗浄は、DPFマフラーを切断・分解せず、ユニットの外側から水やエア、薬液などを通して洗浄する方法です。

マフラーを分解する工程がないため、比較的短時間で施工しやすく、費用を抑えやすいことが特徴です。

非分解洗浄のメリット

  • 分解や溶接の工程が必要ない
  • 比較的短時間で施工できる
  • 分解洗浄より費用を抑えられる場合がある
  • 軽度の煤汚れに対応できることがある

非分解洗浄の注意点

DPFマフラーは、車種によってDOC(酸化触媒)、DPF、SCRなど複数の部品で構成されています。

それらを組み付けた状態で外側から洗浄する場合、内部の奥深くに固着したアッシュまで水や薬液が十分に届かない可能性があります。

また、内部を直接確認できないため、フィルターのひび割れや溶損、触媒の劣化などを見つけにくい点にも注意が必要です。

汚れの蓄積が軽い場合には選択肢となりますが、警告灯や再生異常が繰り返されている場合は、洗浄後も詰まりが残ったり、症状が再発したりする可能性があります。

分解洗浄とは?

分解洗浄は、DPFマフラーを可能な範囲まで分解・分断し、DOC、DPF、SCRなどの構成部品を個別に点検・洗浄する方法です。

フィルターごとに状態を確認しながら施工できるため、それぞれの部品に適した方法で汚れを除去できます。

分解洗浄のメリット

  • フィルター内部の状態を直接確認できる
  • ひび割れや溶損、腐食などを発見しやすい
  • 部品ごとに適した方法で洗浄できる
  • 奥に蓄積したアッシュを排出しやすい
  • 洗浄後に内部までしっかり乾燥できる
  • 必要に応じて腐食部分や破損部分を修理できる

分解洗浄は、単に汚れを落とすだけではありません。

洗浄前に内部を点検することで、「洗浄によって改善が期待できる状態なのか」「フィルターが破損していて交換が必要なのか」を判断しやすくなります。

分解洗浄の注意点

分解洗浄には、分解・洗浄・乾燥・組み立て・溶接といった工程が必要です。そのため、非分解洗浄と比べると費用や作業時間がかかる傾向があります。

また、施工品質は設備や作業者の技術によって異なるため、分解後の点検方法や洗浄工程、乾燥設備、溶接技術などを確認して業者を選ぶことが重要です。

分解洗浄と非分解洗浄の違い

両者の主な違いを比較すると、次のようになります。

比較項目分解洗浄非分解洗浄
洗浄方法部品を分解・分断して個別に洗浄組み付けた状態で外側から洗浄
内部点検直接確認しやすい確認できる範囲が限られる
アッシュの除去奥に蓄積した汚れまで排出しやすい内部に汚れが残る場合がある
破損・溶損の確認発見しやすい発見しにくい場合がある
部品ごとの洗浄可能原則として難しい
乾燥部品ごとに乾燥できる内部に水分が残らない管理が必要
作業時間長くなる傾向短い傾向
費用高くなる傾向抑えられる傾向
向いている状態再生異常や詰まりが進行した状態比較的軽度の汚れ

非分解洗浄は、施工時間や費用を抑えやすい方法です。一方、分解洗浄は内部の点検と洗浄をより丁寧に行えるため、症状が繰り返されている車両や、長期間洗浄していないDPFに向いています。

費用だけで洗浄方法を選ばないことが大切

DPF洗浄を選ぶ際、施工料金は重要な判断材料です。しかし、安さだけで選び、汚れが十分に除去されなければ、再洗浄や新品交換が必要になる可能性があります。

その場合、結果的に車両の停止期間や整備費用が増えてしまうことも考えられます。

洗浄方法を比較するときは、料金だけでなく次の点も確認しましょう。

  • どこまで分解して洗浄するのか
  • 内部の破損や溶損を確認できるか
  • DOC・DPF・SCRを個別に洗浄するか
  • 洗浄後の乾燥をどのように行うか
  • 洗浄前後の状態を確認できるか
  • 再発した場合の保証があるか
  • 腐食や破損部分の修理に対応できるか

洗浄後も車両を長く使用することを考えると、施工料金だけでなく、点検・洗浄・保証まで含めた総合的な比較が必要です。

分解洗浄を検討した方がよい症状

次のような症状がある場合は、非分解洗浄だけでなく、内部を確認できる分解洗浄を検討しましょう。

手動再生や自動再生の頻度が増えた

以前より短い間隔で再生が行われる場合は、DPF内部にアッシュが蓄積し、煤をためられる容量が減っている可能性があります。

強制再生をしても改善しない

強制再生で燃焼できるのは主に煤です。燃えないアッシュが蓄積している場合、再生を繰り返しても根本的な改善にはつながりません。

DPF警告灯が繰り返し点灯する

警告灯を消しても再び点灯する場合は、センサーだけでなく、DPF内部の詰まりや部品の異常も考えられます。

出力低下や燃費悪化が起きている

DPFの排気抵抗が大きくなると、エンジンに負荷がかかり、加速や燃費に影響することがあります。

長期間DPFを洗浄していない

警告灯が点灯していなくても、走行距離や使用環境によってアッシュは少しずつ蓄積します。高額な交換や突然の車両停止を防ぐためには、早めの点検が大切です。

DPFメンテのフルオーバーホール洗浄

DPFメンテでは、トラックマフラーを可能な範囲まで分解・分断し、各フィルターを個別に点検・洗浄する「フルオーバーホール洗浄」を行っています。

主な作業工程は次のとおりです。

  1. DPFユニットを分解・分断
  2. フィルターの破損・溶損・腐食を点検
  3. 表面に付着した汚れを予備洗浄
  4. 専用液槽による薬液噴流洗浄
  5. フィルター内部まで完全乾燥
  6. 必要に応じて破損・腐食部分を修理
  7. 熟練の技術者が組み立て・溶接

DOC、DPF、SCRなどを個別に扱うことで、それぞれの部品に適した方法で施工します。

小型・中型・大型トラックやバスなど、全国からのご依頼に対応しています。

DPFの状態に合った洗浄方法を選びましょう

分解洗浄と非分解洗浄には、それぞれ異なる特徴があります。

軽度の汚れで費用や時間を優先する場合は、非分解洗浄が選択肢になることもあります。一方、再生異常や警告灯の点灯が繰り返されている場合、内部のアッシュをしっかり除去したい場合には、分解洗浄が適しています。

ただし、DPFフィルターがすでにひび割れ・溶損している場合や、触媒が著しく劣化している場合は、洗浄では改善できないこともあります。

「洗浄で直せる状態か分からない」「強制再生をしても改善しない」「新品交換をする前に確認したい」という場合は、DPFメンテまでお気軽にご相談ください。

車種や現在の症状を確認し、DPFの状態に合った施工方法をご案内いたします。

強制再生と洗浄、
どちらが必要か分からない方へ

車種・警告灯・故障コード・DPFの写真をお送りください。
分解洗浄を検討すべき状態か、無料で確認いたします。

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